お気に入りのカメラを片手に知らない街、いつもの見慣れた街を


by okumura_akio1208
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藪ノ町

今日、仕事で尾鷲に行き早く終わったので、帰りにカメラを片手に故郷の町をぶらぶらと歩いてみました。
「藪ノ町」
紀伊長島にある細い路地のような通りです。

私は母が働いていたので、生後48日目から保育園に入るまで
藪ノ町のある家で、昼間預かってもらっていました。
ですから、本当に赤ん坊の頃の記憶が残っている町です。
その家は、子供のいない夫婦で、やさしいおじさんとおばさんでした。私は「藪父ちゃん」「藪母ちゃん」と呼んで、小学校に入ってからも時々遊びに行ってました。
津に引越してからも、盆と正月には顔を出していました。大学生になっても、そこでは「あき坊」のまんまでした。
また会いに行きたいな、と思ってから何年が経ったでしょうか・・・・。もう15年は疎遠になっていました。
今日、藪ノ町を歩いて、懐かしくなり、ふと立寄ってみました。
以前のように「母ちゃん」と「父ちゃん」がいるものと思っていました。
中に入ると、知らない人が何人か・・・お坊さんもいました。
何ということか!藪母ちゃんは一週間前に亡くなっていたのでした。父ちゃんも、何年か前に既に亡くなっていました。
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祭壇の前で、50前の男が涙を流してしまいました。
子供の頃、自分には母ちゃんが二人いる、と思ってました。
家で叱られて、藪ノ町に逃げたこともあります。
中学、高校の頃には父ちゃんの船に乗せてもらったこともあります。
今日、帰り道も涙が止まりませんでした。
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by okumura_akio1208 | 2006-11-07 23:14 | 日常